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定年以降の生き方を考える
定年まであと少しとなってから、その先のことを考えてきました。
私たちの年代は、年金が出るのが4年後の64歳から。それまでの3年間、何もしなければ収入は0で、住民税や健康保険などの支払いもあります退職金はあってもまだ住宅ローンも残っており、それほど蓄えがあるわけでもありません。
だから働かなければならないのは当然として、通常ならいわゆる「再任用」という形で同じ仕事を続けるんでしょうね。
でも給料は半分近くに下がって、仕事の内容は同じ、というのもジレンマです。
とはいえこの年齢で特別なスキルも資格もなければ、他の仕事でそれだけの給料を得るのは厳しいことも分かってますから、まあそれしかないんだろうなと漠然と思ってました。
でもそれで本当にいいんでしょうか。
「無難」な選択にワクワクはない
38年間この仕事を続けてきて、概ね楽しくて充実してました。辞めたいと思ったこともほとんどありません。
好きな仕事をあと5年続けられて、それなりの収入も得られるなら、それはそれで恵まれたことだと思います。
確かに教育界も今までにないほどの大きな変革の時期で、やらなければならないことは数多くありますが、それはむしろ自分が望んでいた姿で、対応するのも苦にはならないと思うんです。
それでも、です。
このまま無難な道を選んで一生を終わる、そこにワクワク感はありません。
今なら失敗も許される
妻が亡くなって6年、3人の子どもは全員学校を卒業したので、教育費の心配はありません。
別居中の母も、高齢ですがまだ元気で過ごしています。
その先の心配がないわけではないけれど、今はとりあえず自分の生活だけ考えれば良さそうです。
道はふたつ。
・再任用で安定収入
・フリーランスで自由に働く、収入保証なし
ほとんどの人が前者を選びます。でもそれは最大5年で、あとは年金に頼る生活というのも大丈夫なのでしょうか。
人生100年時代という言い方も少し引っかかりますが、少なくとも65歳でリタイア、というイメージが自分の中にはありません。
今の仕事も好きだけど、他にもやりたいことがたくさんある。
そうなると、リスクを背負いながらも後者の道しかないように思えてきます。
すべてはチャレンジから始まる
2019年4月、このブログを始めました。
自分が何をしたいのか、何ができるのか。理想と現実の折り合い、夢と今後の見通しとのギャップ。
頭の中で考えているだけでは堂々巡りです。何かアクションを起こす、アウトプットする、そこからしか始まらないと思いました。
ブログに書くことで、自分自身が見えてくることもあります。
ようやく8か月、記事数はやっと200を超えたくらいですが、書くことの楽しさも再確認できました。
そしてシェアリング、ファシリテーション、ABD(アクティブ・ブック・ダイアログ)、SDGs…興味のあることはどんどん外に出て体験してきました。
そのたびにたくさんのことを学びました。今までなら会うはずのなかった人との出会いは、自分の価値観も変えてくれました。
この楽しさを知ってしまった以上、もう無難な道は選べない、今はそう感じています。
すべては小さなチャレンジから始まるんですよね!
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