アルバム「MAGIC」の「ロンリネス」の歌詞についてです。

この曲、人間を創造した「神様」にインタビューするというストーリーになっています。
人間という「作品」を創るうえでの心掛けや気をつけている点を神様に聞くのですが・・・
「あるわけないか」
と投げ出し、ここでタイトルの「ロンリネス」が登場します。
⇒訳すなら「孤独」でいいのでしょうか。以下、( )内は私なりの解釈です。
「(どうせみんな孤独なら)胸の痛みでも交換しようよ」「不適合?(え、合わないの?)」「どんなに身を溶かしても 境界線は鮮やかに(やっぱり人は別の生き物なんだね)」
人間はみんな違う存在だから、所詮分かり合えないものだという寂しさ、諦め、それを神様に訴えたところでどうにもならない…それがロンリネス 。
ところがこのあと、「神の人間造型」という話題と、「歌い手が歌を作る」ことが微妙に混ざり合った歌詞になっていきます。
「先週リリースとなりました新作(人間? 曲?)のお話に」「1番のポイントはどこですか?」「伝えたいメッセージは」
ねぇメッセージは?
「(人間であれ曲であれ)作り手の意図が必ずあるでしょ?」としつこく聞くインタビュアー。でもそれって、そんな簡単に言えるものなのでしょうか?
このあとホントに気になる「セリフ」的歌詞が入るのですが、それはほとんどback numberおよび歌手清水依与吏に対する(かなり失礼な)インタビューに思えます。
「作って後悔した人間(=曲)ってあるでしょ?あるよね!?」「たまに酒飲みながら適当に作ってたりするんでしょ?」
「人間にもシングル(独り身)とかカップリング(恋人や夫婦)とかあるんじゃないでしょうね!?」と、ここまでくると完全に混在しています。
そして、「同じ材料でお馴染みの作業で作れるんなら 全部同じにしといてよ」 とくれば、歌作りに対する努力や苦労をすべて無にするようなインタビュアーへの強烈な皮肉です。
「ぶちまけた話、最高傑作はどこのどいつですか?」というのも然り。「どこのどいつ」ですよ!
back numberのライブに行くと、清水依与吏くんがいつも話してくれる言葉があるんです。
「俺たちはすべての曲を3人で命懸けで作っている」
「命懸け」って、そんなに簡単に使える言葉じゃないですよね。
「聞いてくれる人がいるからここで歌えて、本当に感謝しかない。back numberの曲をどう聞いても自由だけど、そういう気持ちで作って準備して歌ってる、そのことだけは伝えたい」という、それこそがまさに「メッセージ」のような気がするのです。
「神様ぼくら偉いですか ああ褒めてくれますか 」
この最後のフレーズも、曲や努力を「評価」ではなくて、ただまっすぐに聴いてほしいという気持ちなのかと思います。
いや、それにしても深いです。恐るべし清水依与吏!(^_^;)
(2019.7.14 ロンリネスのセリフ部分は何て言ってるの?というブログを追加しました。↓)
https://penta-3.com/2019/07/14/back-number-lonneliness-2/
その他のback numberに関する記事はこちら↓
https://penta-3.com/category/japanese/backnumber/
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