“Doing” and “Being”

ココロ

3日間の「2020SDGsファシリテーター養成講座」が終わりました。

と言っても、心の中はずっしり重く、何とも言いようのない居心地の悪さみたいな感じが残っています。

それは、この講座が期待外れだったということでは全くなく、真逆です。

「気づき」も「学び」もたくさんあり、笑いながら、真剣に考え、いろんな人と深い話で盛り上がった濃厚な時間でした。

そしてそれだけでなく、あまりにも心に「刺さる」経験が多すぎました。今までの経験や価値観を完璧に揺さぶられて、自分っていったい何者なのか訳が分からなくなって、まだ整理しきれていないんですね。

具体的にはどういうことなのか、どうも言葉で説明しようとすると嘘っぽい、というか「分かったふり」になってしまいそうで、なかなか難しいです。

むりやり喩えるなら、頭を殴られ、胸をナイフで刺され、腹のあたりはゾワゾワしている…だから痛くて苦しくて落ち着かない。

Doing(やり方)とBeing(あり方)

Doing=実際のスキルや行動

Being=その人の存在そのもの、世界観

■Doingに対して

  • 目的に対していい、悪いがある
  • 効果的でないものに対して改善が有効(悪いものを良くする)
  • 課題を見つけて直すための課題解決アプローチ、カイゼン、PDCAなどが有効

■Beingに対して

  • 存在に対していい、悪いはない
  • 存在に対して悪い、つまり自己否定が入ると苦しい
  • 課題解決、カイゼン、PDCAは効果的でない。

今までずっとこのDoingばかりにこだわっていたんだと思います。

ある行為が良いか悪いかのラベル張りをして、悪いんだったらやらない、直さなきゃダメ、いいと思ったんならやるべきだ、と。

しかもそれが「自分だけの価値観、自分らしさ」だと思い込んでいましたが、よく考えると世間一般の評価軸とほとんど同じだったんですよね。

そんなDoingに対して、自分の「Being=あり方」を考えさせられたわけです。

まだ今はこんな状態で、課題解決どころではありません。60歳を過ぎて、こんな重たい宿題をもらうなんて、ねぇ(^◇^;)

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