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疑問形にすればよかったのに
back number真骨頂の、片想いの男子の「迷い」の曲です。これも絶対「あるある」ですよね。
一生懸命考えてメールを送ったものの、今考えるともう少し彼女の心に響くような言葉や表現があったんじゃないか、という後悔。
「最後は疑問形がよかった」っていう、本当に些細なこだわりなんですが、分かりますね!(彼女は全然気にしてない可能性大ですが)
たとえば「あなたもback numberの曲が好きなんですね。」で終わるのと、「あなたもback numberの曲が好きなんですか?」で終わるのでは大違いです。
「好きなんですか?」にしとけば、彼女はそれに対して答えてくれるかもしれません。「ですね。」だと確認だけになってしまい、返信は期待できません。
返事を要求するような文面になって、彼女に負担をかけたくないと思ってそうしなかったのだけど、やっぱりなあ。
もっと面白い話があったはずなのに、なんか真面目に書いてしまったし、これじゃ全然アピールできないよな。
で、 結局メールは返ってこない。
「 やっぱり寝たフリをして 朝返せばよかったな」←これもまた分かります!
彼女からのメールがうれしくて、昨夜遅くに返信したけど、そのまま返事が返ってこなくて話が途切れてしまった。こんなことなら寝たふりをして朝に返せば、絶対返事がもらえたのに。
朝だったらおはようの挨拶からはじめられて、昨日の振り返りも、これからのことも話題に出来ますからね。
「鳴かぬなら鳴くまで待つ」家康風に、メールが来るまで男らしさをアピールしてみようかとも思うのですが、いやそれじゃ絶対何も起こらない、彼女からのアクションがあるわけないってやっぱり思うんです。
きっと脈はないけど、でも伝えた
い
彼氏がいるかさえも聞けていないような浅い関係。「君」ではなく「あなた」という呼び方にも、まだ他人行儀な感じが込められていますね。
でも気持ちは募っていきます。日常の景色が踊り出すくらい、あなたに出会えた喜びを感じています。
その気持ちを伝えたいのだけど、 まだそんなことを言える関係じゃないし、明日の夜に掛けようとしている電話だって、全然気持ちを伝える意志はない。しかも「今日」掛ける勇気がないから「明日」に先延ばし。
そんな「意味ない電話の意味=好きだと言えないので当たり障りのない話しか出来ないけど、電話を掛けるってことはあなたに好意があるってことなんだというそのことを分かってほしい、という意味」に気づいてほしい…あーなんて回りくどい!
でも「そもそも気付いてほしいとか 言っている時点で おすすめできるような 男ですらないけど」と自虐してるんですから、その優柔不断さは自覚してるんですけどね。
それでも最後の最後には言える!?
彼女は自分のことを何とも思ってない。彼氏がいるのかさえも分からない。でも気持ちは募る。
言ったところでどうなるわけでもないけど、この気持ちを伝えないではいられない。
だから最後の最後、もうこれ以上黙っていられなくなるときが来たら、「なんとなく」「言えるような気が」するから、「もう少し待ってて」。
彼女は待っていませんが、そう思うしかないですからね。果たして「僕」は言えるんでしょうか。
タイトルの「はじまりはじまり」は、まだ何も始まっていないふたりの関係を表していますが、このままだと「はじまり」のまま終わってしまいそうな予感も。
わかるわかるって思いながら、もう少しがんばって!って応援したくなりますよね^ ^
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