ウルトラマラソンは「旅」

ランニング

明日は「第25回星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン」です。

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今年で11回目。60歳までにデカフォレストという目標を昨年達成して、憧れだった黒ナンバーカードでの出場です。

ラン仲間からは、「次はユプシロンですね」と軽く言われますが、いやいやとても考えられません。

あと10回、連続で完走し続けたとしてほぼ70歳。気の遠くなる話です。まあ14時間で走れるうちは頑張ろうと思います(^_^;)

最初に出たのは2007年。4月に富士五湖チャレンジの70㎞で耐性?をつけて、初の100㎞を走り切りました。達成感はもちろんありましたが、それ以上に苦しかった、はずですが。

翌年と東日本大震災で中止になった2011年を除き、気がつけば毎年エントリーしてしまいます。

今でもいちばん思い出すのは、確か2009年、2回目の時です。

一度完走すると、まあ大丈夫だろうという油断が出ますよね。

それでついタイムへの欲が出て、前半飛ばし気味に行って、足を使ってしまいました。

最後は雨もひどくなって気温もどんどん下がるなか、まったく走れなくなり、「オレ、なんでこんなことやってんだろう…」と歩きながら泣いてました。

野辺山を甘く見ていた自分と、わざわざ試練を選んで走ってるのに、弱音を吐いている自分の情けなさに泣けてきたんですね。いい年して…(≧∇≦)

何とか13時間40分でゴールし、それからはとにかく完走を目指して走るようになりました。

フルマラソンまではレースですが、ウルトラマラソンは旅。

苦しい自分と折り合いをつけて、走り切ることを楽しむ旅です。

非ランナーから見ればあまりに馬鹿げた道楽。実はそう思われるのも密かな楽しみなんです^ ^

もちろん長丁場、何が起こるか分かりませんが、最後まで楽しんで走ってきたいと思います。

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