back number「西藤公園」の歌詞 〜「花束」の2人へ〜

back number

少し前、「花束」の歌詞分析をしてみましたが、この2人、「西藤公園」の2人と繋がっているらしいです。

その真偽は分かりませんが、言われてみれば、曲の最後のフレーズには共通点がありますね。

「でもとりあえずは 僕は君が好きだよ」(花束)

「私は冬が好き 僕は君が」(西藤公園)

「僕は君が」で言いさして終わる歌詞。もちろんそのあとに続く言葉があるけれど、言えないまま。なるほど、公園にいる2人は、「花束」よりさらに前段階の状態のようです。

もう少し「西藤公園」をみていくと、

吐いた息が白く見える冬、まるで言葉もおなじように響くから、私は好き。

でも僕は、「僕の気持ちを伝えようとしても、君がうつむいたままだから、その言葉が君には届かないんだよ。」と思います。なにせひねくれ者だから。

そして「僕」は、その「好き」という気持ちを言うつもりはないんですよね。というか、今言っていいのか、言えるのか、ずっとためらっている。

「君を抱き寄せて大丈夫って言」うわけでもなく、あくまで「言えたら」と仮定、もしくは希望。

「伸ばしかけた腕」も、おそらく実際はほとんど伸ばしてないんでしょうね。怖くて(;^_^

「僕がいいだなんて君は言わないかな」

「でも僕でいいくらいは言わせてみたいのさ」

これほど助詞をうまく使った曲も少ないですよね。

「僕が」でなくて、せめて「僕で」いい。自信無げな言い方の裏には、もちろん”one of them”でなくて”only one”でありたいけれど…という思いが隠れています。

「たたかわせてよ僕を その迷いと僕を」とありますが、気になる彼女自身がどう思っているのかは、ここの「迷い」という言葉がキーワードではないでしょうか。

僕は、これからどんなことがあっても、君が流した涙を全部受け止めるよ。だから、君の迷いと僕をたたかわせてよ。

---僕「で」いいのか、迷っているかもしれないけど、でも選んでほしいんだ。

今はまだ先へ進めないまま、その最後の一歩で止まっているけれど、そこからきっとすべて始まるんだよ。

「揺れながら近づいた」というのは、「僕」自身も「迷い」ながら今に至っているということでしょうか。揺れたけれど、最終的にやっぱり君が、という。

それを「罰」でなくて「バツ」と表現してるのも、なんだかしおらしいですよね。

西藤公園は少し高台にあるのか、二人がいる場所からは、冬景色の街が見えます。

そしてもう夜。冬の星空も美しく見えるけれど、でもこの風景だけじゃ二人の関係を進めることはできないかな、と何度も考えます。

「少し遠回しに なるべく素直に言うよ」

「遠回し」でも、「なるべく」でもいいから、その言葉を言いたいし、彼女もきっと聞きたいのですが。答えは、

「次の春にでも」

なんですよ。じれったすぎますね(-_-;)

「花束」も同じように自分の気持ちをはっきり言えない男心を歌っていましたが、この曲はさらに「最初の一歩」手前の段階での気持ちなので、余計に切なく聞こえます。

「私は冬が好き」

もう彼女が好きなのが冬だろうとなんだろうと、どうでもいいんです。

彼女の言った「好き」という言葉だけが心に響いていてそれを言いたいけど言えないまま冬の空に白く見えて一瞬のうちに消えてしまいうつむいたままの彼女には伝わらない…

そんな感じかな^ ^

「花束」の歌詞分析は↓

https://penta-3.com/2019/08/01/back-number-hanataba/

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