定年後の保険・貯蓄・運用

日々のこと

定年退職の日はそれぞれ?

定年まで残り60日を切りました。

この前同級生に偶然会ったら、もう定年を迎えたと聞いてちょっと驚いたのですが、彼の会社では60歳の誕生日前日に定年退職だそうです。

法律上では、60歳の誕生日の前日が60歳に達した日、ということになっているので、ぴったり60歳で終わりということですね。

まあそのあともまったく同じように仕事もして給料ももらっているので、特別な感慨もないようですが。

調べたら、定年退職の日は、大きく分けて4つのパターンがあるようです。

  1. 60歳の誕生日に達した日
  2. 誕生月の末日
  3. 誕生月に属する賃金計算の締め日(25日とか)
  4. 誕生日以降最初の3月31日

参照:ttps://定年延長.com/

そうすると、私たちのように④のパターンでない場合、同じ会社にいる同級生であっても退職日が違うってことですよね。

たとえば4月2日生まれの人と、4月1日生まれだとまるまる1年変わるわけで、これは退職金の額やその後のライフプランにも大きく影響します。

もっとも年金の支給開始も誕生日によって変わるんですよね。誕生日の前日が「支給開始年齢に達した日」だそうです。

だから1日生まれだと、2日生まれより1か月分早くもらえるということになるんでしょうか。1日が誕生日の私としては、ちょっとだけうれしいような気もしますが…

「保険設計書」を見る

今まであまり意識していませんでしたが、定年でいったん勤めを辞めると、思っていた以上に煩雑な手続きが待っていました。

考えてみれば当たり前のことですが、いままで事務や組合でやってくれていた手続きも、全部自分でやらなければならなくなるということです。

ある程度覚悟はしていましたが、今後の人生設計を左右するような決断も含まれていて、そのための情報収集もこの2か月でしないといけませんね。

で、今日は加入していた終身保険の会社の方とお会いして保険料の手続きをしました。天引きでなくなるので、引き落とし口座の変更です。

もちろんこの終身保険も、現状の金額のままなのか、減額か解約かも近いうちに決めなければなりません。

今日はとりあえず変更の手続きだけなので、それ自体はすぐ終わりましたが、そのあと今後の保険についての話。「勧める」という感じではないですが、ちゃんと何種類かの「保険設計書」を用意してくれていました。

持ってきてくれたのは、大きく分けて3種類。見出しはこんな感じです。

  1. 介護保障付終身保険
  2. 米国ドル建介護保障付終身保険
  3. 積立利率更改型一時払終身保険(米国ドル建)

①と②は要介護状態になった時の備えと、貯蓄を兼ね備えたものだそうです。

今後10年間一定額を払い込めば、その後は介護、死亡、高度障害時の保障が一生涯続くというもの。

ただし、②は払い込み後4年、74歳になれば解約返戻金が100%を超えますが、①は100歳になっても94.4%。しかも10年ずっと払い込んでも、保険金がその額に満たないということです。

だから①の場合、払い込みが満了の前に保険金をもらわないと元が取れないことになります。今の超低金利時代だと、こういう円建てのものは貯蓄にはならないですね。

とはいえ②は為替リスクが当然伴いますし、経済状況にも絶えず注意していないとならず、それはそれで面倒です。

①も②も、要介護状態になることを想定してのもので、入っていれば多少の安心は得られそうですが、どうなのでしょう。

③は一時払いですから、退職金の運用をということになりますね。

しかしこれこそ為替レートの変動で大きく金額が動きます。死亡保障がついているとはいえ、これなら他の金融機関のものと比較して検討する必要がありそう。

保険の収益は一時所得になって、税制上のメリットはありそうですが、とりあえずこれからの研究課題です。

それにしても年金、保険(悉皆・任意)、退職金の運用、住宅ローンの返済…

家の中のものも断捨離したいし、月々支払っている新聞や電話代などの見直しもあるし、やれやれです(^_^;)

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