2030SDGsカードゲーム 公認ファシリテーターへの道

ココロ

まさか、とも言えない結果

長い1週間と1日でした。

3日間の「2030SDGsファシリテーター養成講座」を受講したのが2月の4~6日。その3日間も今までの人生観がひっくり返る強烈な体験でしたが、そのあと今日までの8日間もまた何ともいえない濃い、重い日々でした。

養成講座の最終日に、このカードゲームをファシリテートするのに十分な体勢が整っているか、というアセスメントがあるのですが、これが想像以上に厳しいものでした。

カードゲームの説明におよそ30分。パワーポイントを使いながら、デモンストレーションも入れながら、必要なコンテンツをすべて説明し、サンプル通りしゃべり続けることができるかどうか。

ただ話すだけでなく、なぜそれを話すのか、ということも十分理解しないといけません。

初日、2日目は講習が終了するのが18:30で、ゲストハウスに戻ると20:00過ぎです。そのあと毎晩欠かさないビールも我慢して必死に練習。Nさんにも付き合ってもらって何度も何度も繰り返すのですが、年齢のせいかなかなかスクリプトが頭に入ってきません。

特定のフレーズを忘れるというのは、なにか原因があるんでしょうね。

それでもふだん喋るのは慣れているし、パワポを見ながらきっと思い出せるだろう、と甘く見ていたのですが・・・

結果はリトライ、つまり不合格、追試です。

16名の参加者のうち、5名ほどいたようですが、すると合格率は68%くらいでしょうか。ただ、どうもリトライの顔ぶれを見ると、比較的高齢で、しかも教える立場の職業の人が多かったような。

高齢だというのは、記憶力の低下もあるでしょうけど、たぶん今までの蓄積が邪魔をして新しいことがなかなか入らない、ということもあるのかもしれません。私も60歳ですから、これは仕方ない気もします。

でも、もうひとつは結構ショックでした。

ふだん生徒に教えるときって、「ここは大事だから強調して話そう」とか考えて、どうしても自分の価値判断が入ります。

プレゼンするときも当然その傾向はあって、やたらイントネーションを変えたり、強弱をつけて話したりしていたんですね。

でも、ファシリテーターは違います。過度にしゃべって自分の思いを伝えようとするのではなく、あくまでフラットな立場で場をホールドする必要があるんですね。

それを誤解したまま練習して、そのまま本番のアセスメントに臨んでしまったのですから、まあ結果は当然なのでしょう。

38年間も同じ仕事をしてきて、自分でも気づかない癖が身についてしまっていて、その弊害が出たというわけです。

それ以外にも、それまで知らなかった自分の本質、というかいろいろ気になることが見えてきてしまい、それに今さら気がついた、ということがショックでした。

自分を見つめ直してのリトライ

そんなわけで、「追試」の今日までの8日間、大学の受験時もこんなにしなかったと思うくらい復習しました(笑)

でも、ただ覚えるだけでなく、きちんと伝わるように話すことが大事なので、声を出さないと練習になりません。

人気のない場所と時間を選んで、自分のプレゼンする姿をビデオ撮りして、それを観てまた自己嫌悪して、気を取り直してまた暗記して練習です。

それを2時間くらい続けると、かなり消耗しますね。やはり普段やり慣れないことだし、年齢も年齢だし。

もちろん夜はアルコール断ち。ランニングも、このブログもしばらく中断です。リトライは朝9時からなので、早く寝て早く起きてコンディション作りにも励みます。

この歳になって何でこんなことを、という思いもありますが、でもこの歳になってこんな新たな気づきと経験ができるって、それもまた喜ばしいことだと思ったり。

そして迎えた当日、アセッサー(評価者)は歳が40ほども離れたAくんです。この1年ちょっとでもう100回以上ファシリテーターをしているそう。

初めて使う「ZOOM」の設定もなんとかできて、スマホのカメラを見ながら、「無観客試合」でのリトライ。緊張して言葉が飛ぶ場面もあり、設定時間内ですべて説明しきれず時間切れ。

そして・・・合格です。

完璧ではもちろんないけど、講習の最終日のアセスメント時よりはかなりマシにはなりましたかね。練習の成果が出て。

とにかくほっとしました。マラソンで自己ベストが出たときくらいうれしかったような(^_^;)

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